構造上の点検

アッパーチューブ

アッパーチューブの傷やへこみは、シールやブッシングが早期に摩耗する原因となるため、日ごろから気を付けて探しておきます。大きな傷やへこみは、本製品の完全性を損なう恐れがあります。お手持ちのFoxフォーク にそのような状態が認められる場合は、Foxサービスセンターにご連絡ください。

クラウン

アッパーおよびローアークラウン両方に破損や変形、亀裂がないかチェックします。そのような状態が認められる場合は、Foxサービスセンターにご連絡ください。

ローアーレッグ

ローアーレッグのブレース部分、チューブセクション、ディスクブレーキ搭載部分、通過軸ドロップアウトの周辺に何も破損がないか点検します。ペンキの亀裂や剥離は、構造的な破損を示す場合があるのでチェックします。

36および 40のドロップアウトの点検

軸を配置し、ピンチボルトをトルクで適切な設定(214N-cm)に締めます。ドロップの下側に隙間があることが必要です。隙間がなく壁が接触している場合は、ピンチボルトが締め過ぎであることを示す兆候です。この部分の素材はピンチボルトの締め過ぎにより、圧縮されている場合があります。お手持ちのFoxフォーク にそのような状態が認められる場合は、Foxサービスセンターにご連絡ください。

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