警告! FOXの自転車製品は、原動機付き自転車やバイク、自動車への使用、あるいはタンデム型自転車のような二人以上が運転/乗車する乗物での使用のために設計、製造されたものではありません。このような方法による使用は、製品の誤用に当たり、物損事故や重度または致命的な傷害を引き起こす原因となるだけでなく、FOXによる全保証が無効となりますのでご注意ください。
自転車の乗車前には、必ずブレーキが正しく取り付けられ調整されているかを確認します。ブレーキが正しく取り付けられていなかったり、正しく調整されていなかったりすると、乗り手に重度あるいは致命的な傷害を引き起こすことがあります。お手持ちのFox製品における使用を前提にメーカーが設計したディスクブレーキのみを使用します。例えば、VブレーキをFOX 36やFOX 40に使うことはできません。ブレーキケーブルやブレーキ収納部をステムに通さないでください。
注意! 重要:ディスクブレーキ・キャリパー取り付け用ボルトは、フォークに対するネジのかみ合いが、10 ~ 12 mm になるようにしてください。また、取り付け用ボルトは、メーカーの指定するトルク値で締めてください。どのような場合であっても、ディスクブレーキ・キャリパー取り付け用ボルトを、10.2 Nm を上回るトルク値で締めることがないように注意してください。
フォークからオイルが漏れていたり、上下に激しく動いたり、異常なノイズを発する場合は、直ちに使用を中止し、FOX Racing Shoxまたは正規サービスセンターに連絡して点検を受けてください。その状態で引き続きフォークを使用すると、コントロールを失い、重度あるいは致命的な傷害を引き起こすことがあります。スプリングの音、オイルが流れる音、小さいクリック音などは異常ではありません。
FOX Racing Shox専用の交換部品のみを使用してください。アフターマーケット部品(非純正部品)をお手持ちのフォークに使用した場合は、保証が無効になります。アフターマーケット部品を使用すると、構造上の不具合が生じ、その結果、コントロールを失い、重度あるいは致命的な傷害を引き起こすことがあります。
32 mmフォーク: ドロップアウト部分でフォークを固定するよう設計されたキャリアに自転車を固定させる場合は、自転車がどちら側にも傾かないよう十分注意する必要があります。ドロップアウト付きの自転車をキャリアに固定した状態で傾けると、フォークに構造上の損傷を与える場合があります。フォークがクイックリリースでしっかり固定され、リアホイールも正しく固定されていることを確認します。自転車がキャリアに固定された状態で傾いたり、キャリアから脱落した場合は、正規ディーラー、認定サービスセンター、またはFOX Racing Shoxの検査を受けるまで乗車しないでください。フォークレッグやドロップアウトに問題があると、コントロールを失い、重度あるいは致命的な傷害を引き起こすことがあります。
36および40フォーク: ドロップアウト部分でフォークを固定するよう設計されたキャリアに自転車を固定させる場合は、自転車がどちら側にも傾かないよう十分注意する必要があります。ドロップアウト付きの自転車をキャリアに固定した状態で傾けると、フォークに構造上の損傷を与える場合があります。フォークが自転車キャリアのスロットル軸取り付け部分でしっかり固定され、リアホイールも正しく固定されていることを確認します。
40:4個の軸ピンチボルトを自転車のキャリアに取り付ける際に、仕様書のトルク値になるように締めます(下記参照)。
36:スライドさせて両方のドロップアウトに通し、軸をできるだけ強く手で締めて取り付けます。
軸レバーをクローズのポジションまで回転させ、カッチっと音がするまで押し込みます。
自転車がキャリアに固定された状態で傾いたり、キャリアから脱落した場合は、正規ディーラー、認定サービスセンター、またはFOX Racing Shoxの検査を受けるまで乗車しないでください。
フォークレッグのドロップアウトに問題があると、コントロールを失い、重度あるいは致命的な傷害を引き起こすことがあります。
オンロード用リフレクターは、FOX フォークの付属品に含まれていません。FOXフォークは、競争用オフロード走行およびレースを目的に設計されています。このフォークを一般道路の走行に使う場合は、米国消費者製品安全委員会 (CPSC) の規定に準拠する適切なリフレクターを取り付ける必要があります。
FOX 40を除いたFOX フォーク全製品には、クラウン/ステアラー/アッパーチューブから構成されるアセンブリが含まれていますこれらのパーツは、一回の精巧な圧入作業で一つにプレス加工されたものです(FOX 40は、ローアークラウンとステアラーがプレス加工されています)。これらのどの部品を交換する場合にも、新しいアセンブリ一式が必要となります。ステアラーやアッパーチューブをクラウンから外したり交換したりすることは、避けてください。ねじ山なしのステアラーにねじ山を設けないでください。このクラウン/ステアラー/アッパーチューブ アセンブリを改造すると、自転車のコントロールロスにつながり、重度あるいは致命的な傷害を引き起こすことがあります。
塩分を多く含んだ場所 (例えば、海岸線、冬期の凍結防止塩を散布した路上など)を走行した後は、腐食を防ぐために、FOXは自転車全体の洗浄を行うようにお薦めしています。
もしショックからオイルが漏れたり、通常とは異なる音がする場合には、走行を中止し、専門家によるショックの点検を受けてください。破損したり機能に問題のあるショックを使った場合、自転車の制御を失い、致命的になりかねない重傷を負う危険性がありますので、ご注意下さい。
自転車のフレームおよびショックは改造しないでください。純正FOX Racing Shox 部品のみをご利用ください。改造、不適切なサービスやアフターマーケット部品の利用は、保証の適用外となるだけでなく、ショックの誤動作を引き起こし、自転車の制御を失い、致命的になりかねない重傷を負う危険性がありますのでご注意ください。
推奨されるメンテナンススケジュールに従って整備を行ってください。ショックに関するサービスは、米国内ではFOX Racing Shox にて、また米国外では認定サービスセンターで行ってください。ただし、エアスリーブとハードウェアの取付に限り、お客様ご自身および販売店による修理およびメンテナンスが認められています。
FOX Racing Shoxには窒素ガスが充填されています。ショックのアイレット側の端にある白いナイロン(プラスチック)性プラグを引き抜かないでください。ショックのガス充填部分は、FOX Racing Shoxの承認を得たエンジニアのみが作業を許されています。 窒素ガスで加圧されたショックを開ける作業は、危険が伴い、致命的になりかねない重傷を負う危険性がありますので、ご注意ください。
エアショックの場合、エアスリーブの修理を行うのに、ショックの窒素ガス充填部分を開ける必要はありません。
塩分を多く含んだ場所 (例えば、海岸線、冬期の凍結防止塩を散布した路上など)を走行した後は、腐食を防ぐために、FOXは自転車全体の洗浄を行うようにお薦めしています。
警告! ショックが圧縮されたままの状態や、通常の(ショックに荷重がかかっていない状態での)ニュートラルな長さに戻っていない(戻ることのない)場合には、ショックを引き離す、開く、分解する、修理する等の行為を決して行わないでください。重傷を負う場合があります。
サスペンションチューニングのヒント | ブッシング テクノロジーおよび検査 | シールおよびフォーム リング | ノブの方向 | オイル量 | 構造検査 | ドロップアウトの厚さの検査 | トルク値 | 単位の変換 | ポンプの使用 | 安全に関する重要な情報 | サービスの間隔 | FOXへのお問い合わせ | 保証に関する情報