ショックの取り付け | 一般的なメンテナンス | 各走行前のチェック | サグを計る | サグの設定 | リバウンドの調節 | ProPedal | ボトムアウトレジスタンス | バルブのブースト | サービスの間隔 | 重要な安全についての情報 | スタックダウンショック | エアースリーブメンテナンス
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重量 |
0.97 lbs. / 443 g |
特徴/調節 |
ポジション感応型ブーストバルブ、調節可能なProPedal、調節可能なボトムアウトレジスタンス、シュレーダーバルブを通して調節可能な同調範囲、調節可能なエアスプリング圧、リバウンド調節 |
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スプリング |
エア |
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推奨使用方法 |
ダウンヒル、フリー走行、マウンテン全般、クロスカントリー |
ショックを、オリジナル装備でない自転車に取り付ける場合:
ショックを取り付けます。
メインエアチャンバエアキャップを取り外し、メインエアチャンバから空気をすべてぬきます。
サスペンションがフルストロークするまで、動かします。
サスペンションが完全にストロークするまでの間、ショックのすべての部品がフレームおよびスイングアームに触れていないか確認します。
メインエアチャンバを最低50psiから最高300psiの範囲内で加圧します。以下のサグ設定の項でより正確な空気圧の設定を行います。
少量のエアスリーブの注油がボディに残っていることがあります。これは通常のことです。もしエアスリーブの潤滑油が残っていない場合には、エアスリーブに再度潤滑油を注す必要があることを意味しています。ショック全モデルに関する他の留意点:
また苛酷な条件下で走行する場合は、より頻繁なショックとエアスリーブのメンテナンスが必要となります。ショックについてのメンテナンススケジュールを確認します。
ショックは石鹸と水だけで洗浄して下さい。
ショックの洗浄に、高圧洗浄機を使用しないでください。
内部機能の作業はFOX Racing Shoxあるいは認定サービスセンターで行って下さい。
石鹸と水でショックの外側を洗浄し、柔らかな布で水分を拭き取ります。ショックの洗浄に、高圧洗浄機を使用しないでください。
損傷がないかどうか、ショックの外側全体を検査します。外側の部品に破損がある場合には、ショックを使用しないでください。この他の検査、修理に関してはお近くのディーラーあるいはFOX Racing Shoxまでご連絡ください。
クイックリリースレバー(またはスルーアクスルピンチボルト)が正しく調節及び締められているかを確認します。
ヘッドセット調節をチェックしてください。もし緩んでいる場合には、メーカーの推奨するトルク値に従ってヘッドセットを調節します。
ブレーキケーブルあるいはホースが正しく固定されているかどうかチェックします。
平らな場所で前輪と後輪のブレーキが正しく作動するかどうかチェックします。
DHX Air 5.0のサグを設定するには:
サグを測定し、以下のエアスプリング設定ガイドラインの表 に示されている推奨サグ設定と比較します。サグが仕様通りでない場合は、次の作業を続けます。
ショック上のシュレーダー・エアバルブを見つけ、エアバルブキャップを取り外します。
FOX Racing Shoxポンプを、ゲージに圧力が表示されるまで、エアバルブに回しながら取り付けます。絶対に締めすぎないでください。
お好みの空気圧がゲージに表示されるまで空気圧を加えます。サグの設定には、下記のエアスプリング設定表を参照してください。
ポンプをエアバルブから外し、サグを測定します。
適切なサグ値になるまで2から5の作業を繰り返し、その後、エアバルブキャップを交換します。
ショックのトラベル
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サグ
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2.00/50.8 |
.50/12.7 |
2.25/57.2 |
.56/14.2 |
2.50/63.5 |
.62/15.7 |
3.00/76.2 |
.75/19.0 |
リバウンドは、ショックが圧縮された後に戻るレートを制御します。適切なリバウンド設定は個人の好みの問題で、乗り手の体重、乗車スタイル、乗車状態によって異なります。大体の感じとして、リバウンドの設定は、反動で乗り手がサドルから落ちてしまわない範囲で、できる限り速くします。
リバウンドダイヤルにはおよそ22クリックの調節段階があります。
リバウンドを遅くするには、赤い調節ノブを右方向に回します。
リバウンドを速くするには、赤い調節ノブを左方向に回します。
ProPedal調節ノブにより、乗り手はProPedalダンピングの量を調節することが出来ます。ProPedalダンピングは圧縮ストロークの出だしに影響を与え、ペダルによって発生するサスペンション・ボブを制御するように設計されています。サスペンションの設計が異なるため、必ずしもすべての自転車に同じレベルのProPedalダンピングが必要というわけではありません。
15クリックの調節段階があります。
より軽いProPedalダンピングには、ProPedalノブ(以下に示されている)を左方向に回します。
より多くのProPedalダンピングには、ProPedalノブを右方向に回します。
ProPedal調節ノブにより、乗り手はFIRM(堅い)からSOFT(柔らかい)までの2ポジションのスイッチを使い分け、ProPedalダンピングの量を調節することが出来ます。ProPedalダンピングは圧縮ストロークの出だしに影響を与え、ペダルによって発生するサスペンション・ボブを制御するように設計されています。
スイッチには2つのポジションがあります。
ProPedalダンピングを増加するには、ProPedalスイッチを右方向に回します。
ProPedalダンピングを軽くするには、ProPedalスイッチ(下図参照)を左方向に回します。
ボトムアウト・レジスタンスは、圧縮ストロークの最終段階に影響を与えます。ボトムアウトの調節はブースト・バルブ内の圧力を最大125psi にして行います。ノブは手または外辺部にある穴の1つに4mmのヘクサキーを挿入して回すことが出来ます。ノブを回転させる場合には、4mm(5/32インチ)のヘクサキー以外のツールは絶対に使用しないで下さい!
ノブを完全に右回りに回すことで最大のボトムアウト・レジスタンスを得ることが出来ます。また左回りに回すと弱くすることが出来ます。3つの調節段階があり、リザーブタンク上には対応する3つの調節表示ラインがあります。
より多くのボトムアウトレジスタンスには、ノブを右方向に回します。
より少ないボトムアウトレジスタンスには、ノブを左方向に回します。
注: ノブが滑らかに回らない場合には、ノブを最大容量にセットし 2mm (または5/64インチ)のヘクサキーを使って外辺部の穴のネジを緩めてノブを取り外します。ノブをきれいに掃除します。軽く注油し、ノブを再度取り付けます。
ブースト・バルブによって、スクエアエッジの衝撃吸収から底を感じさせないストロークエンド感までの効率的なProPedalの切れ目のない移行をを可能にする位置検出ダンピングのスキームがつくられます。またブーストバルブは、ProPedalとボトムアウト調節を分断し、ボトムアウトの変更に影響を与えずにProPedalプラットフォームの調節を行うことを可能にします。
ブースト・バルブは直接調節されません。その代わりに、その動きと機能特性は、リザーブタンク内の空気圧設定と ProPedalノブの調節に影響されます。
DHX Air 5.0ショックの圧縮ダンピング特性を変更するには、FOX高圧ポンプを油タンク上のエアバルブに取り付けます:
固い感じの走行には、10-15ポンドの空気圧を追加します。
柔らかい感じの走行には、ポンプのブリードバルブを使い、ショックの空気圧を10-15ポンド下げます。
この手順を繰返す前に、自転車に乗って設定の確認を行います。
注意! リザーブタンク・エアチャンバの空気圧が200PSI以上または125PSI未満の状態の場合は、決して自転車に乗らないでください。そのような走行によりショックに発生した損傷は、保証対象外の修理が必要となります。
ブースト・バルブの様々な点がProPedal調節に影響します。
ProPedal調節ノブが完全に左回りに回っている(最も軽いProPedalダンピング・ポジション)にあるにも関わらず圧縮ダンピングがまだ強い場合には、リザーブタンク上のシュレーダーバルブにショックポンプを取り付け、圧力を10-15psi減圧します。そしてお好みの圧縮ダンピングになるまで繰り返します。
ProPedal調節ノブが完全に右回りに回していても十分な圧縮ダンピングを得られない場合には、お好みの圧縮ダンピングが得られるまでブースト・バルブに10-15psiの圧力を加えます。
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